こんにちは。
前回、東ソーで8営業日にして約100,000円の利益を出したという話の続きです。
前回の記事はこちら↓

初めての株式取引で利益が出たことにより、なんか次もいけるんじゃないか?という楽観的な思いで、東ソーを売却してから9日後の2017年3月1日に日本精工(6471)を600株、1,615円で購入しました。日本精工の当時の株価は高値をつけていましたが、信用取引の需給の関係や、好業績期待で上がるだろうという判断でした。当時のチャートはこんな感じです。

見て頂ければおわかりですが、買ってから2週間ほどで1,731円をつけました。このタイミングで半分の300株を1,715円で売っています。なのでこの時点で、30,000円の利益です。ですが、その後決算発表でコンセンサス(市場予想)を下回り、下降トレンドに入っています。
上がるだろうと思った銘柄は、資金に余裕があれば基本的にナンピン(買い増し)を入れて、取得価格を下げようと思っていたので、4月7日に300株を1,542円で買い戻しました。ここで平均取得単価は1,578円になっています。

その後、株価は1,626円まで上がりましたが、まだ上がるだろうという思いでホールドしていました。しかしその後株価はグズつき、好材料も乏しく、厳しい環境となってしまいました。
株というのは買う時は勢いで買うのですが、売り時が難しく「また戻るだろう」とか「売った後上がったらヤだな」という気持ちが邪魔をして、なかなか損切りする決意が出来ないものです。
そうこうしているうちに2ヶ月近くが経過していました。動くに動けなかった私は思い切って損切りを決意します。もう一度銘柄を選び直し、それで挽回した方が日本精工の株価が戻るのを待つより早いと判断したからです。
損切りする時のルールや目安と言うのは、投資をする上で非常に大切です。私は10%以上の値下がりをしたら損切りを考えます。ここで大切なのは「まだ上がるかも知れない…!」という希望を一切捨て、ルールに従い機械的に売る事です。
一番もったいないのは、含み損が多すぎて、売るに売れない塩漬け株になってしまい、資金が全く動かせなくなってしまうことです。
10%下がってしまった場合は、10%以上の値上がりが期待できる別の銘柄を探せば良いのです。
そうして6月2日、日本精工600株を1,324円で売却しました。平均取得単価1,578円-売値1,324円×600株なので、約150,000円の損失です。

東ソーで得た利益は一気にマイナスになりました笑
しかし私は決意しました。
次は長期間のホールドを前提として、大きく利益を出せる銘柄を選定しようと。
1年で10倍になるような銘柄、いわゆるテンバガー銘柄を探す事にしました。
次回はテンバガー銘柄の探し方と現在保有している銘柄をご紹介します。
