こんにちは。
今回は僕が若い方に投資をおすすめする理由を書きます。
もしかしたらこの記事を読んでいる人の中にはすでに投資を行っている、あるいはこれから始めたいという方もいるかと思うんですけど、みなさん投資をする・したい理由ってなんですか?
僕が投資をする理由
僕はですね、めちゃくちゃお金が欲しいからなんですね。
投資をしている人って、きっかけは社会勉強のため、とか将来が不安だから、といろいろあると思うのですが、結局はお金が欲しいっていうのが多くの理由だと思います。
さて、僕がなんでめちゃくちゃお金欲しいのかというと、「お金」という呪縛から解き放たれたいからなんですね。
労働のみでお金を稼ぐことに限界を感じた
世の中の労働者(僕を含め)の方々の大半って「お金」の為に働いてますよね?
日本のサラリーマンの生涯年収って、大卒でだいたい2億5,000万円くらいなんですけど、この2億5,000万円の為に新卒から約40年働き続けないといけないんですね。
まさに「お金」の呪縛です。
僕はそれがなんだかすごく嫌で、はやめにこの2億5,000万円を手にして、あとは好きな事をしたいって思うんです。
田舎で猫に囲まれて過ごすとか最高。
別に2億5,000万円じゃなくてもいいんですけど、お金の為に働くという事をはやめに辞めたい。
これは新卒の会社を辞める時にすごく思っていたことでした。
話を戻しますが、じゃあめちゃくちゃお金を手に入れる方法って何があるって考えた時に、投資という選択肢がないと「めちゃくちゃ働く」という方法を取ることになると思います。
僕は社会人になってからずっと営業だったので、ちょっと頑張ればインセンティブなどが入ってきて同年代に比べたらそれなりに良いお給料になったんですが、ちょっとイイくらいではたかが知れています。
しかも、この方法は結局半端ない労働集約型なので、自分の時間を削ってその対価を得ているだけなんですね。
疲労も残り、心の余裕もなくなります。
例えば、投資銀行のお仕事はめちゃくちゃ年収が高い代わりにとんでもない激務と言われており、3年も続けていると精神を病むなどと言われています。
この方法はリスクの割にリターンが合わないなと思いました。
ではどうすればいいのか。
「誰か」に働いてもらう
クズ道を極めし者のような発想ですが、僕はこの方法を模索した結果「お金に働いてもらう」という結論にいたりました。
つまり投資でめちゃくちゃたくさんのお金を得ようと思ったのです。
丁度この頃、ピケティの本に出会ったのもきっかけの一つです。
このピケティの著書に「21世紀の資本」という鈍器の様な本があるのですが、そこに資本収益率は経済成長率を上回ると書いてあるんですね。
どういうことかというと、労働するより、株や不動産を所有している資産家の方が儲けられるので、資産家と労働者の格差はどんどん広がっていくということを言っています。
さらに…
- 株や不動産から得られる利益は4〜5%
- 労働から得られる所得の伸び率は1〜1.5%
という事も言っています。
つまり労働はお金を得るという側面ではあまり効率的ではないという事です。
なので、一刻も早く「お金」の呪縛から解き放たれるために投資を始めることにしました。
投資手法は「選択と集中」
もともとめちゃくちゃお金が欲しいという動機なので、多少のリスクは取ります。
ここに20代の方に投資をおすすめする理由があります。
僕は20代がもっとも金融リスクを取りやすい年代だと思っています。
60代の方の100万円と20代の方の100万円は同じ投資金額でも全然価値が違います。
なぜなら、60代の方は年金などで収入が限られており、老後を意識した安全な資産運用を行っていく必要があるからです。
一方で、20代の方は自由に使えるお金の割合がかなり高く(独身ならなおさら)、仮に資産が目減りしても労働期間の長さから、取り返せる時期も長いからです。
僕らが60代の方の資産に追いつくには、それなりのリスクを取らないといけません。
なので、早いうちからお金の為に働くのをやめたい場合、投資をした方がいいですし、若ければ若いほどいいと思います。
そして選択と集中を忘れずに。
最近はベーシックインカムにも興味ある
結局僕はお金の為に働くのを辞めたい、ということなので、働かなくても大丈夫なだけのお金がどこかから出ればおそらく今の仕事をやめるだろうと思います。
そんなうまい話あるかい、と思われるでしょうが、ベーシックインカムという経済政策が最近割と有名になりつつあります。
これはすっごく簡単にいうと、「国が、働かなくても大丈夫なだけのお金を支給してくれる」という制度です。
毎月勝手にお金が振り込まれるんですよ。
学習塾を運営する日能研の電車広告でこういうものがありました。
日能研の電車の広告。西武学園文理中学校の入試試験で、働かなくても生活をするために十分なお金が国からもらえるとしたら、あなたは働きますか?働きませんか?っていう出題があった。小学生にベーシックインカムについて考えさせるってすげぇな。
— なかやん@投資ブログ (@CharaMegane1991) 2018年3月1日
小学生の受験問題でこういった事を考えさせるってなかなかスゴイですよね。
小学生の解答がすごく気になる。
みなさんはベーシックインカムが支給されたとしたら、今の仕事を続けますか?ちなみに僕は絶対働きません。
生活が保証されているとしたら、何がしたい?
ベーシックインカムなどで働かなくても大丈夫なお金が手に入るとして、それでも続けているならその仕事はお金の為にやっているのではないという事になると思います。
じゃあ僕はなにがしたいんだって話ですが、僕は多分ブログをやり続けますね。
それと同時に投資についての記事をメディアなどに寄稿する仕事、いわゆるWEBライターなどをやっていると思います。
そもそも僕がブログをやっている理由ですが、「情報の非対称性をなくしたい」という大義名分を掲げていたりします。
もともと証券会社に勤めていて、強く感じていたことが、証券マンが持っている情報と、投資家(僕の場合は高齢者が多かったのですが)の持っている情報で認識の差異がかなりあったんですね。
つまり、「売り手(証券マン)」と「買い手(投資家)」の間において、「売り手」のみが専門知識と情報を有し、「買い手」はそれを知らないという状況が多々ありました。
車のディーラーとかもこんな状況が起こりえますね。
これをなくさない事には日本で「投資=うさんくさい」というイメージは払拭できないだろうと思っています。
そしてこれを無くすには、次の投資世代つまり若年層に投資の知識を普及させる必要があると考えます。
なので、ほそぼそながらブログを書き、僕の記事から投資に興味を持ってくれる人を少しでも増やしたいと考えています。
まとめ
AIにより仕事が自動化され始めているいま、労働だけでお金を得るのはリスクだよ、労働でお金を稼ぎ続けるより投資の方が効率いいかもよ、という記事でした。
そしてリスクを取るのに絶好の機会は20代のうちだけだよ、と言いたいです。
めちゃくちゃたくさんお金があれば本当にやりたいことが出来るかもよ、という話です。