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【飲食業界に注目?!】2018年のテンバガー候補銘柄を予想してみた

こんにちは。なかやんです。

今回は、2018年にテンバガー(株価10倍)を達成しそうな候補銘柄を予想してみました。

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こちらにテンバガー銘柄を選ぶ基準を書いていますが、2018年はズバリ外食産業に注目したいと思います!「大化け株を探したい!」という方は参考にしてみてください。

この記事のポイント
  • なぜ外食産業に注目なのか?
  • 過去のテンバガー銘柄を振り返る
  • 2018年のテンバガー銘柄候補を発表!

まずは2017年のテンバガー銘柄を振り返る

なぜ外食産業なのか。過去テンバガーを達成した銘柄から読み解いていきます。

2017年のテンバガー銘柄で特徴的なものを上げると…

ペッパーフードサービスが上げられます。

現在の株価はこちら(Yahooファイナンス)

銘柄コード 3053
会社名 ペッパーフードサービス
市場 東証1部
関連業界 物語コーポレーションなど
ポイント 積極的な店舗拡大で業績急拡大

2017年5月頃は600円程度だった株価が、最高で8,230円まで上昇しています。テンバガー達成です。

ペッパーフードサービスは「ペッパーランチ」や「いきなりステーキ」を展開する外食チェーンです。

業績を大きく牽引しているのはこの「いきなりステーキ」。

私の職場の近くにも「いきなりステーキ」があるのですが、昼も夜も行列が出来るくらい賑わっています。

ランチ時は女性のお客さんが多く見受けられ、夕食時には外国人観光客が多い印象を受けます。

「いきなりステーキ」は2017年9月時点で150店舗が展開されているようですが、社長の一瀬さんは「平成30年は1年間で200店増やす計画だ」と言っています。実現すれば店舗数は一気に350店とほぼ倍増する見通しです。

外食産業はよっぽどの閑散地に店を構えない限り、一定の収益が見込めます。つまり店舗を増やせば増やすほど利益になる可能性が高いので、店舗拡大を積極的に掲げている外食チェーンは要注目です。

実は2017年は外食関連銘柄の年だった!

また、テンバガーまではいかないのですが、2017年は串カツ田中や力の源ホールディングスといった外食チェーンが大きく値をあげた年でした。いずれも積極的な店舗拡大を推し進めている会社です。

銘柄コード 3547
会社名 串カツ田中
市場 マザーズ
関連業界 鳥貴族など
ポイント 潤沢なキャッシュフローでほぼ無借金経営を実現

串カツ田中の現在の株価はこちら(Yahooファイナンス)

銘柄コード 3561
会社名 力の源ホールディングス
市場 東証一部
関連業界 幸楽苑ホールディングスなど
ポイント ラーメンチェーン「一風堂」を展開。海外展開に積極的。

力の源ホールディングスの現在の株価はこちら(Yahooファイナンス)

補足:2017年のテンバガー一覧

2017年中にテンバガーを達成した銘柄は全部で9社あります。新たなテンバガーを発見するきっかけに、ご参考下さい。

銘柄コード 会社名 安値 高値
2351 ASJ 336円 3,700円
2722 アイケイ 499円 6,880円
2930 北の達人コーポレーション 124円 1,521円
3053 ペッパーフードサービス 583円 8,230円
3185 夢展望 221円 2,500円
3810 サイバーステップ 373円 7,980円
3825 リミックスポイント 144円 1,820円
8023 大興電子通信 180円 1,843円

この表を見ると、ほとんどの銘柄は当初500円以下であったことが分かりますね。

過去のテンバガー銘柄は、株価500円以下の事が多い!

2018年の大化け株、テンバガー候補を予想!

上記を鑑みて増収増益が見込めそう、店舗拡大の可能性が高い外食チェーンを選びました。

9266 一家ダイニングプロジェクト

現在の株価とチャートはこちら

ウエディング事業と飲食事業を展開する、2017年上場の会社です。

特に飲食店の「博多劇場」は最近都内でもよく見かけます。

直近の業績と予想は以下のとおりです。赤枠は2018年の予想です。

かなり強気な決算予想に見えますが、コンセンサス(外部アナリストによる予想)は会社予想よりさらに強気です。純利益は2年前と比べて5倍以上に成長しています。まさに快進撃の様相を呈しています。

3557 ユナイテッド&コレクティブ

現在の株価とチャートはこちら

居酒屋チェーン「てけてけ」を運営する会社です。「てけてけ」って最近よく見かけますよね。塩つくねが美味しいです笑

最近は「the 3rd Burger」というハンバーガーチェーンのブランドを構築中です。

私は一度、新宿大ガード店に行ったことがありますが、通常のハンバーガーチェーンより落ち着いた雰囲気で、ヘルシー思考のハンバーガーを売りにしています。

直近の業績と予想は以下の通り、赤枠は今期の予想です。

2018年2月期は前年と比べて営業利益以下落ち込んでいますが、今年はまた2017年2月期程度の水準に戻る予定です。

売上高は昨年と今年で、平均20%近くは上昇しています。今後はより利益率を上げることに期待したいですね。

テンバガーを達成しやすい銘柄の条件おさらい

テンバガーを達成する可能性が高い銘柄の条件をまとめると…

  • 低位株(小型株)でそもそもの株価が安い
  • 利益成長率が高い
  • 業績が赤字の状態から黒字転換した(する可能性が高い)
  • 会社の事業がテーマに沿っている

これらをまず抑えておきましょう。

これを前提にすると、上記2銘柄は価格的には低位株ではありませんね。ただし時価総額は300億円以下なので、伸びしろはあります。

そして株価的に安くなかったとしても、株式分割で流動性が高まる可能性があります。2017年大きく値を上げた串カツ田中は、株式分割を行い、どんどん株価が上がっていきました。

また、こういった外食産業はいま、訪日外国人によって支えられている側面もあります。そういう意味ではインバウンドビジネス銘柄でテーマに沿っているとも言えますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

外食産業系の銘柄は円安・円高の煽りを受けにくく、景気に左右されにくいので、安心して保有することが出来るのが特徴です。

今年もすでにいくつかテンバガーを達成している銘柄が出始めています。これを機に、改めて銘柄選定の参考にされてはいかがでしょうか?

https://20sinvestment.com/2017/12/10/post-153/