キャリア

正社員だけど実際にリモートワークをやってみたら、メリットしかなかった。

こんにちは。なかやんです。

実は僕、2018年の11月から正社員として勤務しながら、リモートワークで働いています。

リモートワークにはずっと憧れていて、日数は少ないですが、実際にリモートワークを経験してみて色々わかったことがあります。

結論から言うと僕にとっては今の所メリットしかないのですが、今回は実際に体験して感じたリモートワークのメリットについて説明していきます。

リモートワークをしたいという方、リモートワークを導入しようと思っている企業の人事の方は参考になさってください。

この記事の要約
  • リモートワークって実際どうなの?体験して感じたこと。
  • リモートワークにはメリットしか感じられない。
  • リモートワークが向いている人と向いていない人。

リモートワークするに至った経緯

リモートワークについて解説する前に、まず僕の職場について説明させてください。

僕は現在、メディア運営者として、とある企業に勤めています。

2018年10月までは別の会社にいましたが、転職してこの企業に入社しました。

ちなみに転職のきっかけになったのはランサーズです。ランサーズで副業として働いていた企業にそのまま入社した形になります。

業務内容としては、このブログを運営するように、記事を書いたり、あるいは外部のライターさんに依頼したりしながらPVを集めるのが目下の仕事です。その他、Webマーケティングに関わること全般を担当しています。

こういった仕事内容なので、基本的にやりとりはライターさん達がメインになります。外出して営業をしたり、仕事に特別な設備が必要なわけではないので、会社に出社する必要がありません。

オフィスはコワーキングスペースを借りているのですが、他の社員もあまり出社せず、リモートで働いています。なので僕も例に漏れずリモートワークをすることになりました。

そもそもリモートワークがやりやすい職種と環境だった!

実際に体験してわかった、リモートワークのメリット

それでは実際にリモートワークを始めてみて感じたメリットを説明していきます。

満員電車に乗らなくて良い

これはもうド定番なのですが、満員電車に乗らなくて良いというのはかなりのメリットです。

とある研究によると、満員電車のストレスは戦闘機で臨戦態勢に入ったパイロットと同じと言われています。

僕は満員電車が嫌いすぎるので(好きな人はいないと思いますが)、これはかなり嬉しかったですね。

満員電車に乗っていると、会社に着くだけで疲れてしまうので、これだけでリモートワークに切り替える価値は十分にあると思います。

ミーティングの回数が爆発的に減る

僕はこれまでの会社でミーティングをしてきて、このミーティングはとても有意義だったな、と感じたことが数えるほどしかありません。

おそらく世の中にはとても生産的なミーティングをする会社もあるのでしょうが、残念ながら僕は出会えませんでした。

サラリーマンのほとんどは「ミーティング=無駄」と思っているのではないでしょうか。

リモートワークなら当然顔を合わせる回数も減るので、ミーティングの回数も減ります。急にミーティングが必要になる場合もWeb会議(僕はchatworkを使っています)で事足ります。

僕は週に一回の頻度でミーティングのためにオフィスに行くのですが、KPIに対する進捗の確認と現在の施策、それに対する懸念点だけを話すようにしています。

懸念点への改善案は、その場でいいアイディアがあれば出しますが、だいたい持ち帰って考えて、後で社内コミュニケーションツール(僕はslackを使っています)などで報告します。

お互い顔を合わせる回数が限られていることを認識しているので、一度のミーティングを濃いものにしようと自然と努力するようになります。

また会社内で仕事をしていると、上司に「ちょっといい??」みたいな感じで急に話しかけられて時間を奪われることがあると思いますが、リモートワークならよっぽど重要なことでもない限り連絡がこないので、仕事に集中できます。

自分で仕事をする時間を決めることができる

ミーティングの時間に縛られることや、客先に何時に向かわねばならない、という縛りがないため、基本的に自分の好きな時間に自分の決めた分だけ仕事を行うことができます。

僕は朝が弱く、特に雨が降っている日は起きるのも億劫なので、自分の好きな時間に仕事を開始することができるのは非常にありがたいです。

ただ、どうしても夜型の生活になってしまうので、そこは気をつけなければいけません。

会社の飲み会の数が圧倒的に減る

「会社の飲み会」とGoogleで検索すると、ネガティブなことが書かれている記事がたくさん出てきます。それくらい世の中の人は会社の飲み会をあまり好いていないようです。

気の知れない同僚や先輩との飲み会はむしろ好きなのですが、僕も基本的には会社の飲み会は嫌いな部類に入ります。

僕は家が好きすぎるので、「家に帰りたいから」と言う理由で飲み会を断ったこともあるくらいです。

さらにお酒も飲めないので、会社の飲み会は避けたい人間です。

リモートワークなら「このあと飲みに行くか!」的な、思いつきの接触を防ぐことが出来ます。

ドライな人間と思われるかも知れませんが、この飲み会の数が圧倒的に減ったのは僕にとっては喜ばしいことです。

リモートワークで考えられるデメリット

僕は現状デメリットといえるデメリットを感じていないのですが、今後起こりうるデメリットや他の人がデメリットと感じるであろう点について説明します。

生活リズムが一般企業とズレる恐れがある

僕のように夜型の生活になってしまうと、一般企業の方とやり取りがある際、時間感覚がずれる可能性があります。

リモートワークをしている方が全て夜型になるわけではもちろんなく、僕の会社も僕以外の社員はきちんと朝起きて夜寝る生活をしているので、これは僕だけかも知れませんw

対面でコミュニケーションを取れないことに寂しさを感じる

僕は特に感じないのですが、「チームで一丸となって頑張ろう!」的なことにモチベーションを感じる方は、確実にリモートワークに違和感を覚えると思います。

また僕の場合、ほとんど家から出る必要がないので家から出ることがありません。

話しかけるのがGoogle homeだけの日とかも普通にあるので、仮にそう言う状態になった場合耐えられない人はデメリットに感じるかも知れません。

ただし、これは人が多い場所で仕事をするなどすれば紛れると思うので、完全なデメリットとは言えないですね。

他の人が何をやっているかわからない

管理職の人であれば、これはデメリットに感じるところでしょう。

僕も僕以外の人が何をしているのか正確には把握していません。それで特に問題がないという人もいるでしょうし、他の人が何をしているか正確に把握したいという人もいるでしょう。

僕は企業に所属しながらリモートワークをやっている人を他に知らないので、他の企業がどのようにしているのか知らないのですが、他の人、特に部下が何をやっているのかを知りたい場合は、日報などを提出させるのが一番効果的でしょう。

ただし、自由を縛ることでその人のパフォーマンスの質が落ちる可能性もありうるので、リモートワークは性善説に基づいて管理した方がいい気がしています。

社会性が乏しくなる恐れがある

正直僕が一番懸念しているのがこれです。

そもそもリモートワーク自体があまり世間から認知されていないので、周りの友人と話が合わなくなってきたりします。

また、世の中の常識からやや外れた働き方になるので、世間から取り残される気になる方もいるかも知れません。

あと、昼に普通に出歩いていたりするとニートに思われる可能性があると言うこともデメリットと言えるかも知れませんねw

常に仕事のことを考えてしまう

「職場に行き、家に帰る」という一連の動作の中で、メリハリをつけるという方もいるでしょう。

リモートワークだと職場が家になるので、際限なく仕事をすることができます。つまりメリハリをつけることが難しいと感じる方もいると思います。

仕事とプライベートを完全に切り分けたいという人は、タスク系のリモートワークを粛々とこなすことをオススメします。

リモートワークが向いている人と向いていない人

そんなわけでリモートワークが向いている人と向いていない人をまとめてみました。

リモートワークが向いている人

  • 他の人に意見を求めなくても仕事ができる
  • 一人で作業をすることに苦痛を感じない
  • 職場とプライベートの人間関係は切り離して考えたい
  • 自分の裁量で全ての仕事を行いたい

リモートワークが向いていない人

  • 常にコミュニケーションをとりながら仕事を進めたい
  • チームワークが仕事を行うにあたって一番重要だと考える
  • 一人で黙々と作業を行うのが苦手
  • 仕事とプライベートは完全に切り分けたい

リモートワーカーになるには?

リモートワークの求人を取り扱っている求人サイトは探すと意外に見つかったりします。

実際に使ったわけではありませんが、「Reworker」という求人サイトはリモートワークの求人が多いです。

「Reworker」を運営している株式会社キャスターは、ほとんどの社員がリモートワーカーという先進的な試みをしている企業です。

もうひとつ、制作会社LIGの元代表、岩上さんが立ち上げたGIGという会社が始めた、workshipというサービスも面白いです。

エンジニア・デザイナー・マーケターなどのデジタル人材に特化した求人を掲載しており、週一・リモートワーク・土日のみの案件など、新しい働き方を積極的に支援しています。

最後に、僕のようにランサーズを利用して副業から入って正社員としてリモートワーカーになるという方法もあります。

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まとめ

リモートワークは、残念ながらまだまだ世間的な認知度が低い働き方です。

ですが、人によってはオフィスに通うよりパフォーマンスが出せる働き方だと実感しています。ぜひ、多くの企業がリモートワークを導入してほしいところです。

リモートワークに興味がある方は、今回の記事を参考にしていただければと思います。