こんにちは。なかやんです。
今回はオススメの優待銘柄をまとめてみました。
特に僕が数年前、証券会社の営業をやっていた時に多くのお客さんが持っていた人気の銘柄をピックアップしました。
株式投資の楽しさは値上がり、配当金、そして株主優待があります。
僕も実際に株主優待がもらえる銘柄を持っていましたが、本当に優待が届くと楽しいものです。
※銘柄の後にある(◯月・◯月)は権利月を表しています。
【1】イオン(2月・8月)
不動の1位はなんといってもイオン!
よく主婦の方が「イオンの優待が欲しいんだけど…」という理由で口座開設にいらしてました。
イオンの優待は株数に応じてキャッシュバックがあるオーナーズカードが付与されます。
例えば100株保有しているのなら買物金額の3%のキャッシュバックがあります。
ただ会計時に割引されるわけではなく、10月あるいは4月にまとめて返金されるシステムという点には要注意です!
ちなみにイオンは優待以外に配当金も1株あたり年30円もらえます。
持っているだけでこんなにたくさんオトクな特典があるんです!
イオングループの「マックスバリュ」や「まいばすけっと」でも使えるので、主婦の方はお買い物のお供としてお財布に忍ばせておきたいですね。
【2】ANAホールディングス(3月・9月)
旅行好きの方にオススメしたいのはANA。
こちらは100株で、国内全路線の片道1区間が普通運賃の50%割引で搭乗できるチケット(1年に2枚)とANAグループのホテルなどで使えるクーポン券がついてきます。
ちなみにゴルフなどがお値打ちでプレーできる特典などもあります。
JAL(3月・9月)の株主優待は?
JALも同じように国内線50%割引の優待がつきます。
注意すべき点は100株だと年1枚しかもらえない点です。
さらにJALのツアー割引券(7%)が海外ツアー2枚、国内ツアー2枚の計4枚もらえます。
【3】すかいらーく(6月・12月)
多数のファミリーレストランを運営する「すかいらーく」もオトクな優待があります。
100株で年間6,000円分の割引が受けられます。
ちなみにすかいらーく系列店はガスト、バーミヤン、ジョナサン、夢庵、藍屋などたくさんあるので、使えるタイミングは意外とたくさんあります。
【4】コロワイド(3月・9月)
「牛角」や「かっぱ寿司」、「甘太郎」、「ラ・パウザ」などを運営する外食チェーンのコロワイドは年間4万円分の優待ポイントをもらう事ができます。
100株から買える銘柄なのですが、優待をもらえるのは500株からなので注意が必要です。
優待ポイントの4万円はコロワイドグループの店舗で使うこともできますし、(牛角ではつかえません!)オトクなグルメ商品と交換することも出来ます。
国産黒毛和牛やマグロなどと交換することも出来るので、(しかも一品あたり10,000ポイント)さまざまな使いみちがあります!どの商品に交換するか考える楽しさもありますね!
【5】アイスタイル(6月)
主婦の方に特にオススメしたいのがアイスタイルの株主優待。「@cosme」という化粧品の通販サイトを運営している東証一部上場企業です。
こちらは「@cosme」内で使える割引券6,400円相当がもらえます。持っているだけで化粧品をオトクな金額で購入出来るのは女性には嬉しい特典ですね。
注意点は権利月が6月のみということ。優待をもらうには6月までにアイスタイルの株を保有している必要があります。
株主優待はどうやってもらうの?
まずは証券会社で口座を開設する必要があります。
どの証券会社で開いてもいいのですが、イオンの株を買う時はマネックス証券をオススメします。
マネックス証券は株主向け優遇サービスがあり、特定の銘柄を買う時に手数料が無料になります。
イオンやローソンがその対象銘柄になるので、せっかく口座を作るならマネックス証券がイイと思います。
権利確定日と権利付き最終日には注意しよう!
配当金や株主優待をもらうにあたり注意しないといけないのが、権利確定日と権利付き最終日です。
「権利」というのは配当金や株主優待をもらう権利という意味で、特定の日までにその銘柄を保有していないとこの権利はもらえません。
例えば権利月が3月の場合、3月末の営業日までに株を持っていないと権利はもらえません。
ポイントは権利確定日に株を買っても権利はもらえないという点です!
yahooファイナンスなどで権利確定日は確認できますが、「◯月末」などの記載になっているので、正確な権利確定日を確認し、そこから4営業日前の日までに銘柄を購入しましょう!
株主優待はいつ届くの?
多くの企業は権利がついてから2ヶ月~3ヶ月後を目処に優待を送ってくれます。
少なくともイオンはそうでした。企業によって違うこともあるので、詳しくは企業のHPをチェックしましょう。
また、3月と9月の年2回権利はつくが、実際に優待をもらえるのは年1回という企業もあったりするので、やはり狙っている優待は予めチェックしておく必要がありますね!
まとめ
以上が多くの方に人気の株主優待でした。
やはりみんなが嬉しい食事券だったり割引券というのが人気が高いですね。
また、今回ご紹介した銘柄は20万円前後でも買えたり、優待を含めた相対的な利回りが高い、というのが特徴です。
銀行に置いておくだけより、優待銘柄を持っていたほうが利回りが圧倒的に高い、つまりオトクなのは言わずもがなです。
ちなみに株主優待というのは日本企業ならではの株主への還元方法です。
こんな「優待があるんだ!」という視点で銘柄を選ぶのも面白いですね!
すべての上場企業が株主優待を導入しているわけではないのですが、日常的によく使う商品やサービスを元に企業を探してみると意外な優待を発見出来るかもしれません。