雑記

【初心者ブロガー向け】1ヶ月2〜3記事でも月間1万PVを達成できるSEO対策の方法を解説!

こんにちは。なかやんです。

今まで粛々とブログを書いて来ましたが、先日ようやく月間10,000PVに到達したので、嬉しすぎて記事にしたいと思います。

Googleアナリティクスのキャプチャを載せようと思ったのですが、「載せていい」「載せちゃダメ」論争が結構めんどくさかったので、載せないことにします…(説得力がなくなり、申し訳ありません)

僕のブログは、この記事執筆時点で約50記事アップされています。

ブログ自体は2017年から細々とやっていましたが、力を入れだしたのは「JIN」というテーマを購入し、SSL化をした2018年2月からでしょうか。

力を入れた、と言ってもかなりゆるゆると自分の考えをまとめたい時とかに更新していたので、月に2〜3記事、少ない月は1記事とかもあります。

継続してはいますが、更新ペースとしてはかなり遅い部類に入るでしょう。

そして僕のブログの特徴としてオーガニック、つまりGoogleやYahooなどの検索エンジン経由の流入が90%以上を占めているんですね。

悲しくもSNSとかでバズることもなく、検索エンジンを意識した記事を淡々と作っていたら10,000PVに到達していた、という感じです。

これって意外と再現性がありそうだなぁ、と思ったので以下のような方に向けて記事を書きます。

  • 記事めちゃくちゃたくさん書いてるんだけど、全然PV数が伸びない。
  • オーガニックからの流入が極端に少なく、(SocialやReferralばかり)困っている。

オーガニックからの流入を増やすメリット

オーガニックからの流入を増やすメリットは、コンテンツ(記事)を資産にすることができるという点です。

まず、「バズる」という言葉がありますよね?

これは定義が様々にありますが、SNS(Twitter、Instagram、Facebook)や外部メディア(まとめサイト、2chなど)に記事が取り上げられ、拡散されるという意味です。

いわゆる「バズる」記事の特徴として、瞬間風速的なPVの伸びはあっても、緩やかにないしは急激に、時間経過とともにPV数が落ち込んでいくというものがあります。

コンテンツSEOの世界では、これを「フロー型」と言ったりします。

ニュースサイトなどで扱っている即時性の強いものもこれに該当しますね。

「芸能人の○○が結婚!」という記事が2〜3年後も見られ続けないのと同じです。

一方で、初速は遅いが、徐々に検索順位が上がり、PVが増えていくのが、「オーガニック」からの流入の特徴です。

検索エンジンを意識した記事は、数ヶ月後(一般的に)に目に見える形で数字にあらわれ始めます。

しかも「フロー型」の記事と異なり、検索順位が上位にいる限り、見られ続ける可能性が高まるので、ブログの資産になります。

これを「ストック型」と言います。

フロー型…いわゆる「バズる」性質をもつ記事。即時性はあっても継続してPVを集めにくい。

ストック型…検索エンジンを意識した記事。検索エンジンからの評価に時間がかかることもあるが、上位表示され続ければ定期的にPVを集めてくれる。

これは別にどちらがいいのか、という問題ではなく、マネタイズやサイトに設定してあるCVによるところが大きいと思います。

このブログのように投資系(本来は投資系のブログですw)であれば、個別銘柄の市況は「フロー型」、株の見方や専門用語の説明等は「ストック型」と、共存させることももちろん可能です。

ただし、「フロー型」記事の難しさは、自転車操業的にバズらせ続けないといけないというところにあります。

新しくブログを始めるという方や、記事本数が少ない方は、まずは「ストック型」記事を揃えた方が後々楽になると思います。

オーガニックの流入を増やすメリット

コンテンツ(記事)が資産になり、定期的に流入を集めてくれる

オーガニックからの流入を増やすには?

オーガニックからの流入を得るということは、サイトを検索エンジンを意識した(SEO)作りにする必要があります。

現在はGoogleもYahooもほぼ同じアルゴリズムを使っていると言われているので、ここではGoogleのアルゴリズムを意識したSEOについて説明します。

一般的にSEO対策というのは以下の3つに分類されます。

内部SEO

内部SEOとは、サイト内の設計、特にhtml(タグ)の構成を検索エンジンに見つけやすくするためのSEO対策です。

現在は、ワードプレスの主要なテーマや既存のブログサービスを使っている方がほとんどだと思うので、基本的なタグ構成を細かく気にする必要は無くなっています。

パンくずリストやサイトマップを設けた方がいいなどのテクニックはありますが、ここでは割愛します。

個人で気にするべき点は、記事内の見出し(h)タグの構成がきちんとされているか、必要な記事に内部リンクがきちんと貼られているか、くらいでしょうか。

内部SEOは気にするにこしたことはないが、一般的なワードプレスのテーマを使って入れば、そこまで注意する必要はない。

外部SEO

外部SEOは、以前は被リンク対策などと言われていました。

他のサイトに自分のサイトのURLを貼ってもらうというものです。

現在は、不自然な被リンク(例えば、転職サイトにグルメサイトのリンクが貼ってある、など)は、Googleよりペナルティーを受けるおそれがあるので、お金でリンクを買うなど、いたずらに被リンクを集めるのはオススメしません。

昨今の主流は、ナチュラルリンクやサイテーションと言われる外部SEOです。

ナチュラルリンクは、シンプルに「この記事いいよ!」と、他のサイトに紹介してもらうものです。

サイテーションは、「ブログ名」そのものが他サイトで言及されることを指します。

サイテーションを意識するのであれば、ユーザーが言及しやすい「ブログ名」にすると良いでしょう。(僕のブログ名などは論外ですw)

いずれもユーザーのためになる良い記事を書き続ければ自然と集まるものなので、個人ブロガーが無理に意識する必要はないと思います。

以前は被リンクと言われていた外部SEO。

昨今は、ナチュラルリンクやサイテーションと言われる施策が注目されている。

コンテンツSEO

コンテンツSEOは、記事の質で、Googleからの高評価を得るためのSEO対策です。

僕は現在のSEO対策は、ここが一番重要であると考えています。

なぜなら、先に紹介した内部SEOや被リンクが完璧だったとしても、記事そのものの質が低いとユーザーからの評価は下がるからです。

ユーザーからの評価ってなんぞや?という話なんですが、様々なコンテンツ(記事)の評価方法をGoogleが定めている中で、「ユーザー行動」が検索順位に反映されているのではないか、という説があります。

参考:海外SEO情報ブログ

ユーザー行動というのは、一般的にはGoogleアナリティクス(GA)上のデータでいう、ページ滞在時間や直帰率を指します。

つまり、内部SEOや被リンクをめちゃくちゃ頑張って、検索上位に持ってきたとしても、ランディングしたページのユーザーの滞在時間が極端に短い、ブラウザバック率が極端に高い、というユーザー行動が顕著にあらわれた場合、そのページの評価をGoogleは下げていくということです。

なので、コンテンツ(記事)を作る際は、このキーワードで検索するユーザーは何を知りたいのか、どんな情報があれば喜ぶのか、などユーザー行動を意識することが重視されてきます。

数あるSEO対策の中で、一番気にするべきなのはコンテンツの質。

ユーザー行動に沿った、ニーズを踏まえた記事作りを行おう。

SEOを意識した記事の作り方

前述の通り、そもそもこの記事は誰に読んで欲しいのか?という点を意識するところから始めましょう。

例えばこの記事であれば、以下のような人が対象になります。

  • ブログを運営しているが、思うようにPV数が伸びない。
  • Twitterなどの外部メディア経由のPVが多く、オーガニックの比率を増やしたい。

全くのブログ初心者ではなく、PVやオーガニック(自然検索)という言葉を知識として知っている、というのがポイントです。

この人たちがGoogleを使って問題を解決したい場合、どのようなキーワードを打ち込んで検索するのか、という事を考えます。

以下のようなキーワードが挙げられるでしょうか。(例えばですよ)

  • 「ブログ 10000PV」
  • 「ブログ 自然検索 増やし方」

かなりニッチなワードですが、あまり検索ボリューム(月間検索数)は気にしません。

むしろニッチなワードは競合も少なく、しっかりしたコンテンツを書けば、きちんと上位表示される可能性が高いです。

僕のブログだと、この記事はかなりニッチな記事ですが、色々なワードでの流入があり、1ヶ月で約2400PVを生み出してくれています。

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新卒で入社した証券会社を2年で辞めた男が、その内情をお伝えするこんにちは。なかやんです。 ニュースでこんな記事を見ました。下は僕のツイートです。 https://twitter.com/...

つまりどんなにニッチでもいいので、しっかりと読者を意識した記事を書けば、こちらが予想していなかったワードでの流入もあり、自然とPVを集めてくれます。

これをロングテール戦略と言います。

ロングテール(2語、3語以上)で検索する人の方が、ニーズは顕在化している。

ブログ記事を書くときは、まずはキーワードを意識しよう。

ビッグワードを狙いたい人は?

とはいえ、ビッグワード(月間検索ボリューム10,000以上と定義)で上位表示できた方が、PV数は稼げます。

ビッグワードで上位表示する方が断然難易度は上がりますし、ドメインパワーやE-A-Tなど、より難しい技術が必要になるのですが、攻略法としては以下のようなものが考えられます。

例えば、「資産運用」(月間検索ボリューム50,000以上のビッグワード)で検索上位を狙いたいとします。

この場合、まず「資産運用とは」というキーワードでコンテンツを作ります。

資産運用ってなんぞや?という疑問の範囲が広い人に向けた記事です。

ここでは、資産運用の種類とか、メリットとか、やり方などを書くといいでしょう。

そのあと、資産運用の種類について深掘りした別の記事を書きます。

例えば、「投資信託」などが挙げられるでしょうか。

すると、「投資信託」でもさらに「メリット・デメリット」、「おすすめ」など色んな書くべきテーマがあるので、それぞれ記事を作ります。

出来上がった「投資信託」について様々語った記事群を、「投資信託」というカテゴリでまとめます。

同じように「債券」、「株式」、「仮想通貨」、「不動産」など、「資産運用」について関係のあるカテゴリをそれぞれ作っていきます。

最後にそれぞれのカテゴリを「資産運用とは」の記事にリンクさせます。

疑問の範囲が広いビッグワードで検索上位を獲得するにはこの方法が効果的です。(本気で上位表示しようと思ったら途方も無い作業です)

つまりWikipedia的な、情報が網羅されており、かつそれを内部リンクで繋げているサイトを作るイメージですね。

雑記ブログ・特化ブログ、どちらがいいのか論争は絶えませんが、特化ブログの方がこのサイト設計がやりやすいという事実はあります。

このサイト設計がすごく上手だなと思うのが、ノマド的節約術というブログです。

前述の通り、ドメインパワーやE-A-T、さらにYMYLといったその他の要素も絡んできますが、ビッグワードを狙いたい方は、参考にされてください。

ビッグワードは大きな木を育てるイメージ。

木の幹となる記事を作り、そこに枝葉となる記事をたくさんリンクさせるのが基本。

サジェストワードを確認する

これはもう王道なのですが、ユーザーがどんなことを知りたいのかを把握するためには、「サジェストワード」を確認すると良いです。

サジェストワードとは、Googleの検索窓に特定のキーワードを打ち込んだ後に表示される「予測キーワード」です。(オートコンプリート)

これを見れば「資産運用」と検索している人が、何を知りたいのかを把握することができます。

まずは自分が上位表示したいキーワードを決めてから、そこにどのようなユーザーニーズがあるのかを把握することが大切です。

サジェストワードを確認することで、実際にGoogleで検索しているユーザーが何を知りたいのか把握できる。

上位表示サイトの構成を参考にする

上位表示したいキーワードが決まったら、次に実際にそのキーワードを検索して、上位表示されているサイトを確認しましょう。

どんなことが書いてあるか細かく見るのがベストなのですが、時間がない場合は、そのサイトの目次を確認するといいです。

するとhタグの構成を確認できるので、どんなトピックが語られているのかわかります。

目次のないサイトもあるので、その場合は右クリックで、「ページのソースを表示」か「検証」を選択すると、ソースコードを確認することができます。

ここで「h2」や「h3」と検索すると、それぞれの見出しにどんなことが書いてあるのか確認できます。

注意すべきなのは、コピペは何があってもやってはいけない、ということです。

モラル的な問題もありますし、Googleからペナルティーを受け、最悪インデックスされなくなる(検索結果に表示されなくなる)恐れもあるので、覚えておいてください。

検索上位サイトにどんなトピックが語られているのかを確認し、それを自分の言葉で語る、というのが大切です。

検索上位サイトではこう語られていたが、自分はこう思う、という独自の視点を加えると良いです。

検索上位サイト=すでにGoogleから評価を受けているサイト。

どのような構成なのかを確認し、語るべきトピックを確認しよう。

ただし、コピペはNG。

あくまでオリジナルコンテンツを意識する

すでに検索上位に表示されているページと同じ内容を語っていても、ユーザーはそのページを見ればいいだけですから、あなたのページに訪れることはありません。

というか検索上位に行くこともないので、表示すらされないでしょう。

僕はコンテンツSEOにおいて一番重要なのは、オリジナリティだと思っています。

自分の実体験やきちんとしたリサーチを行なった上で、それを自分の言葉で語るとなんやかんや検索結果2ページ目くらいまでは行きます。

検索結果2ページ(11~20位)の記事というのは、1ページ目のサイトに比べて、情報がやや不足している「おしい」記事という印象です。

Googleサーチコンソールなどを確認して、任意のワードで2ページ目になっている記事はリライト(書き足しや削る)をすることを心がけましょう。

結局一番大切なのは記事のオリジナリティ。

他サイトにはない実体験や独自の視点をGoogleは評価してくれる。

まとめ

以上、SEOを意識したブログの作り方でした。

本当はもっと細かいテクニックが無数に存在するのがSEOの面白いところなのですが、ブログはじめたての方や、検索流入が伸びない、という方はまずは、「そのキーワードで検索するユーザーは何を知りたいのか」という点を意識してみてください。

そして、タイトルには必ず、そのキーワードを入れてください。

正直これだけでも多少順位が変わることもあります。

この記事を書いていて、僕自身できていないこともたくさんあったので、今後もマイペースに記事を書きながら、今年中に10万PV行ければいいな、と思います。