キャリア

約1年間フルリモート生活を送って気づかされたことと、世間からのフルリモートのイメージ

こんにちは。なかやんです。

僕はこの1年、とある企業に属しながらフルリモートで働いてきました。

あわせて読みたい
正社員だけど実際にリモートワークをやってみたら、メリットしかなかった。こんにちは。なかやんです。 実は僕、2018年の11月から正社員として勤務しながら、リモートワークで働いています。 リモート...

最初はリモートワーク(たまーにオフィスに行ったりする)を想定していたのですが、別にオフィスに行く必要も特にないことに気づいてからは、ずっと家で仕事をしています。

ほぼ人に会わない生活を送っているのですが、たまに、月に一回くらい友人や前職の人たちと飲んだり、遊んだりすることがあります。

久しぶりに会う友達には「今何してるの?」と聞かれるのですが、「家で仕事してる」と言うと好奇の目に晒されることもあります。

近年、日本企業でもリモートワークが普及し、台風などの災害時は家で仕事をしても良いよ、というところも確かに増えています。

ですが、「フルリモート」となると、なかなかそういう働き方をしている人に出会うこともありません。

僕はフルリモートって最高の働き方だと思っているのですが、実は世間ではそう思われていないのでしょうか。

今回は、約1年間フルリモートで働いてみてわかったことと、僕の身の回りの人に聞いてみた、フルリモートのイメージについてまとめてみます。

なお、この記事は僕という人間のステータスを把握していた方が、「なるほど、そういう状況だったらそう考えるかもね」と思ってもらいやすいと思うので、念の為僕のプロフィールも載せておきます。

  • 男性
  • 28歳
  • 独身
  • 仕事:マーケティング
  • 一人暮らし(ネコ2匹と住んでる)
  • 趣味:ゲーム
  • 超絶出不精

フルリモートってそんなに魅力的じゃないらしい

いやらしい話、僕はフルリモートって世の中的にもっと羨ましがられるのかなと思っていました。

別に羨ましがられたいわけではないのですが、通勤していた頃の僕からすれば、通勤がなくなるというのは何物にも代え難い喜びであり、喉から手が出るほど手に入れたい生活でした。

一人で働くのは寂しい

ですが、実際「フルリモートで働いているんだ」と友人に話したりすると、一人だとかえって集中できないからオフィスという場所があった方がいい、という人が意外と多いです。

「一人で働くのは寂しい」という声は意外と多く、なるほど確かに僕も受験勉強とかは友達と一緒に学校の自習室とかでやっていたな、人と一緒に仕事をすることでモチベーションを保つことができる人もいるのかと思いました。

僕はこういった時には必ず「チャットツールで連絡を取り合っているから、コミュニケーションに問題はないよ」と捕捉するのですが、対面のコミュニケーションを重視する人は結構な割合でいるようです。

本当に働いているのか?

これも友人から結構言われます。笑

僕は夜中から早朝にかけて仕事をするタイプなので、日中は結構自由に過ごしていることが多いのですが、ちゃんと仕事をしているのか疑問を持たれることが多いです。

これは僕の生活サイクルにも問題があるのですが、フルリモートだと仕事にコミットしていない、サボっているのではないかと思われることがままあるということが分かりました。

病気を抱えているのではないかと思われる

独身の働き盛りの男性がフルリモートで働いていると、在宅勤務をせざるを得ないような病気を抱えているのでないか、と思われることもあります。

これは極端な例かもしれませんが、「フルリモート=在宅勤務をせざるを得ない理由がある」と思っている人は結構多いです。

フルリモートは「男性の働き方」としてまだ一般的ではないのか

フリーランスや個人事業主はまだしも、企業に所属しながらフルリモートで働く、という働き方はまだ世の中には認知されていないと個人的には感じています。

フルリモートで働くには何か理由が必要、そう思われているような気がします。

実際、フルリモートの求人サイトなどを見てみると、「子育て中の主婦歓迎」的なキャッチコピーをよく見かけます。

現状フルリモートは、子育て中の主婦の方でも働きやすいような働き方の一つとしてしか見られていないのかもしれません。

でも男性(夫)がフルリモートで家に残って働きながら、家事や育児をこなすという働き方も別によくないですか?

そういう選択肢があってもいいと思うのですよね。

育児のしやすい、働きやすい社会を作っていくなら、男性のフルリモートも徐々に認知される必要性を感じています。

極論、働くのに設備が求められる(工場やサーバー管理のような)仕事以外は、僕は全ての仕事でフルリモートが可能だと思っています。

なんだかまとまりのない記事になってしまいましたが、男性のフルリモートも働き方の選択肢として、認知される世の中を望みます。

そんなモデルケースとして、たまにフルリモートについての記事を今後も書いていこうと思います。