株式投資型クラウドファンディング

【FUNDINNO(ファンディーノ)案件紹介】「海の不動産会社」biid International

こんにちは。なかやんです。

今回は、株式投資型クラウドファンディングの「FUNDINNO(ファンディーノ)」で募集をしている案件、不動産テック企業の「biid International」を紹介していきます。

「海の不動産会社」biid Internationalについて

今回の募集案件、「biid International」を端的に説明すると、「海の不動産会社」ということになります。

主な事業内容は、以下の通りです。

弊社は、マリーナやヨットハーバーに代表される、海際や海上にある施設及び、不動産や船舶などの資産を再生・有効活用することを得意とする「海の不動産」会社です。

弊社が運営する様々なキラーコンテンツやスポーツイベント、海洋教育事業などを、遊休スペースや、海際のロケーションに合わせて誘致し、年中楽しめるコンテンツを提供することで、収益化を行い、施設の価値を高めています。

引用:FUNDINNO

ヨットハーバーって僕のようなサラリーマンからすれば、縁のないような施設で、ヨットを保有しているようなセレブの方のための施設というイメージがあります。

この、従来は「富裕層向け」であった、マリーナやヨットハーバーを「biid International」がもつ様々なエンタメコンテンツと組み合わせて商業施設とする、というのがこの企業のミッションです。

僕の実家は湘南地区にあるのですが、湘南にはこのようなマリーナやハーバーを商業施設として盛り上げる取り組みが盛んで、多くの観光客が訪れたり、結婚式がたくさん開かれたりしています。

「biid International」はそういった、まだ商業施設として使われていない、「ただの船の保管場所」となっている施設をマネタイズしていく企業というイメージを持つとわかりやすいでしょう。

「biid International」のマネタイズの仕組み

「biid International」のマネタイズは、マリーナ・ハーバー等の施設の売却益と運用益になります。

弊社が施設運用を行って収益化し、当該資産を収益が上がる物件として投資家等に売却することで、売却利益(キャピタルゲイン)を獲得することができます。

また、売却したマリーナの運営・オペレーションも弊社が引き続き担当することで、運営利益(インカムゲイン)という安定収益を得ることができます。

引用:FUNDINNO

この辺りのマネタイズがわかりやすいというのは、投資家としては重要なポイントかと思います。

要は、商業利用されていないハーバーに対して、「biid International」がプロデュースを行い、資産価値が上がった段階で、別の事業主に売却し、その後の運営も「biid International」が行うというということになります。

個人的にはこのインカムゲインとされている運営利益が重要になると思っていて、「biid International」が手がけるマリーナ・ハーバーが増えれば増えるほど、安定したストック型の収益が望めるということになります。

なので、まずはどれだけのマリーナ・ハーバーにプロデュースを行うことができるかにかかっていると言えるでしょう。

すでに主要4施設の再生・運用を担当

「biid International」はすでに4件のマリーナ・ハーバー施設を再生・運用しており、中でも大阪北港マリーナは国内初の完全民営化された大規模マリーナです。

引用:FUNDINNO

マリーナとかハーバーって国内にそんなにあるの?いつかアッパーが来るのでは?と疑問に思いましたが、マリーナって公共で運営されているところが多く、一つの施設を抑えるだけでも莫大な売上が出るのではないかと思います。

また、大型案件だけでなく、「クルーザーホテル」という、クルーザーを所持しているがあまり乗れてない・活用できていない方のクルーザーをホテルとして改装し、一般の利用者に解放する、というコンテンツも持っています。

引用:FUNDINNO

toBだけではなく、toC向けのコンテンツも充実しているようです。

2025年に売上高16億円、IPOを目指す

以下は、「biid International」のロードマップです。

引用:FUNDINNO

不動産会社に投資を行う際は、その不動産会社がどういった投資先を得意としているかに注目すべきでしょう。

「biid International」に関して、直近でもっとも懸念されるのは、コロナウイルスによる自粛がいつまで続くのか、という点です。

「biid International」が手がけるマリーナ・ハーバーも結局はレジャー施設となるので、インバウンドや国内観光客の増加が見込めないと、そもそも投資先が見つからない・または投資先案件が頓挫することにもなりかねません。

気になる競合に関してなんですが、大手ディベロッパーが競合になるのかなと思ったのですが、マリーナとかハーバーって個人運営というか、上場企業で参入しているところって意外と無いようです。

そういった意味では、「biid International」はブルーオーシャンでシェアを取りに行こうとしているように思えます。

「biid International」に投資するには?

以上、「biid International」についてでした。

以下、会社情報を簡単にまとめておきます。

  • 分野:海洋ビジネス
  • 設立:2017年11月
  • 資本金:996万円(資本準備金を含む)
  • 連結時の資本金:7,250万円(資本準備金含む)
  • 売上高3.9億円以上及び黒字化達成(2019年9月期グループ売上)
  • 市場規模:約71.9兆円/年(2018年の余暇市場規模)
  • 同社HP:http://biid.jp

引用:FUNDINNO

「biid International」に投資をするのであれば、「FUNDINNO(ファンディーノ)」から投資家登録を行い、申し込みを行う必要があります。

本案件の申し込みの開始は、5月10日の10:00からです。

なお、投資家登録には2〜3営業日を有する可能性があるので、もし興味があるなら早めに投資家登録を行うことをオススメします。

FUNDINNO(ファンディーノ)の投資家登録はこちら

なお、投資家登録を完了した後に投資先企業の審査内容や事業計画の詳細を確認することができるので、こちらもしっかりと確認しておきましょう。